三〈ず〉を渡る (10月17日)
シニアのおばさんに水泳を始められた理由を伺うと、「三途の川を渡らなければならない時が来たから」と、ユーモアたっぷりに話されました。
そこで、人生の川を渡るための三つの「ず」(さん ず)を考えてみましょう。
恐れず。人生は不安、恐れに満ち、経済のこと、健康 のこと、人間関係のこと等きりがありません。しかし、ごまかさず、逃げないで、しっかりと向き合うと、その正体が見えて恐れから解放されることが多くあります。 外に揺れる白い物体が、実は洗濯物であったと分かった 瞬間から恐れが消えるようなものです。
焦らず。焦りは計画性の欠如から生まれます。最も大切な習慣の一つは、計画的に生きることです。そのため に、朝に、週の始めに、月の始まりに机に向い、紙と鉛筆を出し、自分の予定をしっかり整理なさることです。 段取りを怠ると、流されてしまい、すべきことよりもしたいことに時間を費やすからです。
あきらめず。人生では様々な試練に遭遇します。しか し、その試練のただ中にあっても決してあきらめないこ とです。熟慮し、これと定めた事柄については、食らいついて決して離さない―そのような強さを培っていきたいものです。 |