2010年9月の霊想

  TCS特別講演会に向けて (9月5日)

 認知症のお年寄りの方への対応の仕方を、その分野の専門家に尋ねてみました。医師は「大切に接して下さい」と語り、ケアマネージャーは「相手を変えることに力を注ぐより、こちら側の対応を変えることです」。また、施設で毎日対応されている職員の方に聞くと「理論理屈で話すとうまく進みません。その人の気持ちをくみとることが大事です」と教えて下さいました。
 これらのアドバイスは全てカウンセリングスクールで教えられているのと同じ内容であることに気づき、驚きました。私たちの教会で、このような対応の仕方を多くの方にお分かちできていることは、何と素晴らしいことでしょうか。
 この度のTCS秋の特別講演会では、平木典子先生をお迎えします。私たちは、自分を主張し過ぎて相手に不快な思いを与えてしまったり、逆に相手のことを気にして言いたいことを言えずにいることがありますが、自分も相手も傷つけずに自分の気持ちを相手に伝える「アサーション」の専門家である平木先生から学べることは大きな喜びです。
 イエス・キリストは一人一人の魂を大切にされました。
私たちも、この絶好の機会を通して、教わったことを実践していきたいものです。 (M)

  人生の良き習慣  (9月12日)

 イチロー選手の活躍は私たちに大きな希望と勇気を与えています。ある日、彼はシアトルの学校を訪問し、子 どもたちから大歓迎を受けました。その折、子どもたち に「目標を持つこと。目標に向かって進めば、必ず到達 できる。」と語ったそうです。
 さて、〈10対3対1〉という数字が何を表しているかご存じですか。これは「100人の中で目標を持っている人は10人。さらに、それを紙に書いている人は3人、それを実践する人は1人」という意味です。
 「こうなりたい」という程度では、目標ではなく願望です。残念なことに、多くの人は願望だけで人生を終えます。
 しかし、頭で理解するのではなく体で覚える、すなわち、目標を明確にし、それを紙に書き、コツコツ、かつ、コツコツと実践していく時、必ず、あなたの目指すところに到達できます。これが鍵です。しかも、この良き習慣は、誰もが身につけることができます。
 今週も良き習慣を培い、あなたならではの目標に全力で生きる一週間でありますように。

  「この幻を書き、これを板の上に明らかにしるし、走りながらも、
   これを読みうるようにせよ。」          (ハバクク2・2)

  長寿への備え (9月19日)

 永遠の歴史から見る時、私たちの人生、五十年も百年もさほど変わりのないものです。しかし、「与えられた人生、元気で長生きを」と願うのも当然です。
 現在、日本で百才以上の方は年々増えています。日本人の平均寿命が今年さらに伸び、世界でも屈指の長寿国であることは、すでにご存じの通りです。「人生五十年」と言われた時代は過去のものになりました。
 もし、あなたが元気で長生きを願うならば、何が秘訣でしょう。
 まず、百才までの人生設計をしっかりお立てになることです。私たちクリスチャンにとっての人生設計とは、「何のために私たちは生きているのか…、それは神の栄光のため」と、永遠の価値ある目的の上に立てるのです。
具体的には、生かされている中で、人様のお役に立ち、神様が見えない人に、あなたのさり気ない言葉、仕草から平安を得ていただくことに他なりません。
 あなたの五年後、十年後、そして百才に向けて、今週も、目的そして目標を明確に、強固なものにしていきましょう。

    わたしは長寿をもって彼を満ち足らせ、
    わが救を彼に示すであろう。(詩篇91・16)

  豊かな人生の実を結ぶ  (9月26日)

イギリス・ロンドン中央部にハンプトン・コート宮殿があります。この建物は王宮として用いられていましたが、現在は主要な観光名所として一般公開されています。
宮殿にはすばらしい庭園があり、毎年「ハンプトン・コート宮殿フラワー・ショー」が開催されます。
 その庭には、1768年に植えられた樹齢240年のぶどうの大樹が一株あります。これは、世界で一番大きいぶどうの木です。そして今でも、毎年200キロから300キロのぶどうがなります。
 日照りの年でもそのぶどうの木の成長はめざましく、実りが豊かなため、その木の調査がなされました。その結果、驚いたことに、ぶどうの木の根が地下深く伸び、宮殿の外のテムズ川の川辺まで到達していたのです。そのお陰で、川底の肥えた栄養分を吸収し、ぶどうを豊かに実らせていたのです。
 あなたも人生に豊かな実を結ぶことができます。その秘訣は、どんな状況がやって来ても、祝福を与え続けてくださる神の御言葉につながっていることです。

    「わたしはぶどうの木、あなたがたはその枝である。
     もし人がわたしにつながっており、またわたしがそ
     の人とつながっておれば、その人は実を豊かに結ぶ
     ようになる」(ヨハネ15・5)

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