2014年8月の霊想

  面接で大切なこと (8月3日)

 あなたがもし、会社の社員採用の面接をする立場になったなら、何を基準に採用なさいますか?
 採用に迷った担当者が、先輩方にアドバイスを求めたそうです。すると、「一緒に働きたいと思う人かどうか、で決めます《 「使いやすい人ではなく、自分を超えそうな人こそ採用します《と、それぞれにおっしゃいました。ある方からは「その人の言動 に矛盾がないかどうかを見極めることです。それでも決められないと迷ったら、一つでも相手の長所を見つけて、上へ推薦しなさ い《とアドバイスされたそうです。
 面接は本来、相手の長所を発見するための場です。そのような思いを持って前向きな気持ちで面接すると、相手の深い思いや願 いをしっかりと質問することができます。
 人間関係においても同じです。誰にでも長所が与えられています。その長所を見出し、認め、活かすことを心がけることによ り、結果として、自分の良きものも引き出されていくのです。

    「だから、何事でも人々からしてほしいと望むことは、人々にもそのとおりにせよ。これが律法であり預言者である。《(マ タイ7・12)

  どんな時も大丈夫 (8月10日)

 どのような状況に遭遇しても、「どんな時も大丈夫《と前向きに考え、行動することを誰もが選択できます。種を蒔き、一晩で実りを得ることは困難でも、小さな芽を見ながら、やがての大きな収穫を思い描いて生きることは人生の醍醐味です。
 小野田寛郎(ひろお)さんは、第二次世界大戦の終戦を知らないまま、フィリピン・ルバング島のジャングルで30年間過ごされました。仲間と身を潜め、上官の命令を待ち続けました。しかし待てど暮らせど命令は来ません。長い月日の中、仲間は現地警察軍との銃撃戦で次々と命を失い、小野田さんともう一人の上等兵の二人になりました。しかし、その上等兵も命を奪われ、ジャングルの中、小野田さんは一人きりになりました。
 あなたがそのような状況に置かれたら、どのように考え、自らに語り、生きますか?
 彼は「とうとう一人になってしまった。二人でいた時は相手を気遣わなければならなかったが、もうその必要はない。一人になれたことは、また良きこと《と考えて生き、1974年3月12日、日本に生還しました。
 今週、様々な逆境があなたを待ちかまえることでしょう。あなたも、人生のジャングルを、謙遜に大胆に生き抜いてまいりましょう。

  夢は現実となる(8月17日)

  宇宙旅行が遠い夢でなくなりつつあります。アメリカでは離着陸に使う宇宙港の準備が進み、現在8ヵ所あり、来年にも実現しそうです。日本でも旅行会社が参加説明会を開き、地方では宇宙港誘致の動きも出ているほどです。宇宙旅行参加費は25万ドル(約2500万円)と高額ですが、世界で650人以上、日本からもすでに18人が予約しているから驚きです。
 予約した一人の方は、「幼い頃、両親と月を見、ウサギの伝説を聞いて以来、宇宙旅行は夢。かなうなら実現させたい《と語ります。地球から宇宙を見上げていた時代から、宇宙から地球を見る時代になってきました。
 以前は上可能と思われていたことが、今は現実のものとなってきていることを通し、可能性は常に私たちの身近にあることがわかります。
 使徒パウロは、ローマで獄中の身でありながら、「わたしはすでに捕えたとは思っていない。ただこの一事を務めている。すなわち、後のものを忘れ、前のものに向かってからだを伸ばしつつ、目標を目ざして走り、キリスト・イエスにおいて上に召して下さる神の賞与を得ようと努めているのである。」(ピリピ3・13~14)と神にあって可能性を見失なわないで生きていました。
 あなたはいかがですか? 今週も、夢を描き、目標を目ざしていきましょう。

  ワレンダ要因  (8月24日)

  人生、何を考え、何を見、何にエネルギーを費やすかによって、その結果は違ってきます。
 「うまくいく《と考え、そのように口に出し、その場面を思い描くことができます。また逆に、「もし失敗したら《「もしうまくいかなければ、どうしよう《と、光ではなく影の部分にエネルギーを費やすことも可能です。
 経営者たちが用いる言葉に『ワレンダ要因』という表現があります。これは、世界一の綱渡りと言われたアメリカのカール・ワレンダ氏から来ています。
 彼はビルの屋上から他のビルの屋上へロープを張り、観客に驚嘆と感動を与えていましたが、ある時、プエルトリコの一番高いビルで綱渡りをし、落下して亡くなりました。後に奥さんが、「主人は、この度の綱渡りに限って、三ヶ月間、毎晩のように自分の綱を点検していました。綱を心配して毎日点検するなどということは今まで一度もなかったのに《と語りました。綱を点検しながら「大丈夫かな?《と変換した瞬間、彼の芸はすでに失敗の方向に進んでいたのです。
 今週も大小様々な出来事が起こり来るでしょう。そのただ中にあって、私たちに行く道を示し、「わたしは世の光である」(ヨハネ8・12)と言われる主イエスを仰ぎ見つつ、大丈夫 !と前進してまいりましょう。

  いつからでも学べる (8月31日)

 プロ野球選手としてプレーしながら、中学・高校の教員免許を取得し、大学院の修士課程を修了した選手がいます。小宮山悟(こみやま・さとる)氏です。
 彼は、アメリカ大リーグから日本に戻った時、母校の野球部監督から、「学べる機会というのはそうはないから、生かした方がいい。自分のためになる。もっと大げさに言えば、世の中のためになる《と、『野球と学生』の二足のわらじを後押しされ、大学生としてもスタートしました。
 試合のない日は大学に行き、学び続けました。日本シリーズの第1戦があった日も、午前中に大学のキャンパスで教職課程の試験を受けています。30分で試験を切り上げると、急いで試合予定のスタジアムに向かい、試合前の練習に滑り込みました。
 2009年、43歳で引退し、現在は野球解説者や評論家として活躍しています。
 いつからでも、どこからでも学びを始めることができます。教会では、聖書を学ぶ機会が多く備えられています。今から、ぜひ人生の学び、信仰の学びをスタートしてみませんか。
 これからの人生が、主にあって、さらに広がっていくことでしょう。

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