2015年1月の霊想

  足元を整える  (1月4日)

 世界最高峰、エベレスト登頂に初めて成功した登山家は、エドモンド・ヒラリー氏とシェルパのテンジン・ノルゲイ氏です。その後、多くの登山家がエベレスト登頂を成功させました。その背後に、登山家たちを現地で命がけで支えてきたシェルパたちがいます。
エドモンド氏は、ふもとにある村に学校や病院を建て、ヒマラヤの環境を守る団体を設立しました。彼は、自分たちの登頂成功は彼らシェルパの支えのお陰であることを知っていたのです。
エドモンド氏の息子ピーター氏も、父の影響を受け、登山家の道に進みました。1990年には3度目の挑戦で史上初のエベレスト親子登頂を達成しました。エドモンド氏は2008年に亡くなりましたが、ピーター氏は、「私もヒマラヤの住民たちを支えたい《と語り「遺産《は息子に引き継がれています。
私たちも、多くの助けと支えがあったからこそ、生きてこられたのです。支えてくださる人たちとの関係を大切に築きながら日々を歩むことです。
イエス・キリストは、私たちの罪のあがないとして十字架にかかり、救いを達成されました。この史上最大の支えによって日々生かされていることを感謝し、今年も歩んでいきましょう。

  真の喜び (1月11日)

 真冬のロンドン。石造りで天井も高いバッキンガム宮殿で、女官が、寒さに震えながらエリザベス女王に尋ねました。
「女王様、暖房をもっと強くしたいのですが、よろしい でしょうか?《
女王は、彼女に静かに言いました。
「セーターをもう一枚着なさい。《
私たちはつい、様々な問題・試練に遭うと、まわりや状況を変えようと考えます。それも大切であり、最も有効な時もあるでしょう。
さらに進んで、他人や状況を変える時間と努力、エネルギーを、神様への祈りにするのです。「この試練のただ中で、私には何ができるでしょうか?《と神に問う時、あなたの状況に最もふさわしい『セーター(答え)』が必ず与えられます。
人生の醍醐味は、問題がないことではなく、様々な試練・困難に遭った時、天来の知恵をいただき、祝福に変換しながら生きることです。これこそが真の喜びです。
人々が、やがて、そのあなたの生き方を見て相談に来る時、神様との多くの交わりで培われたあなたの実体が他者のお役に立つのです。
今週も心して歩んでまいりましょう。

  平安に包まれる (1月18日)

 日本のあるホテルでは、初めて泊まるお客様を枕が並ぶ棚に案内します。お客様は、柔らかい枕や脱臭効果のある枕など、7種類の中から選ぶことができます。このホテルは、『安眠』に特化し、防音壁にしたり、多くの工夫をしています。
創世記第28章10節~11節に「さてヤコブはベエルシバを立って、ハランへ向かったが、一つの所に着いた時、日が暮れたので、そこに一夜を過ごし、その所の石を取ってまくらとし、そこに伏して寝た。《とあります。ヤコブは、双子の兄エサウとの『長子の特権』争いで、母リベカに勧められるままに急いで家を出なければいけませんでした。今までは自分の家と家族に守られて生活をしていましたが、独り、外で石を枕にして眠らなければならなかったのです。
その晩、主はヤコブの夢に現れ、「わたしはあなたと共にいて、あなたがどこへ行くにもあなたを守り、あなたをこの地に連れ帰るであろう。わたしは決してあなたを捨てず、あなたに語った事を行うであろう。」(創世記第28章15節)と言われました。
まわりに試練や問題があったとしても、神はいつも側で守ってくださっていることを知る時、心に平安が与えられ、ゆったりと休むことができるのです。
神の御手の中にこそ、真の平安があります。

  神と出会っているのです (1月25日)

 心理学の世界に多大な影響を与えたカール・ユング氏は、牧師の子として生まれました。彼は「神を信じますか《と問われたとき、「私と神の関係は『信じるか、信じないか』といったレベルを超えています。私は、日々、神と出会っているのです《と答えました。
私たちの神の家族にも、同様の答えをなさる方が多くいらっしゃいます。それらの方々には、共通している3つのことがあります。

1.毎日の生活の中でディボーション(み言葉を通して  の神様との交わり)をしている人であること。

2.深い信仰の成長と共に、家族や周りの人々から、深  い信頼を寄せられていること。

3.形は様々ありますが、何らかのご奉仕をなさってお  られること。

愛し合うカップルが共に腕を組んで歩くように、主と共に歩む信仰の実体は、何とすばらしいことでしょう。これは誰にでも可能であり、主との交わりを基点として、人生に無限の深みをもたらす世界です。
今週も、神と出会い、神と共に歩む祝福の日々でありますように。

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