2022年12月の霊想

立ち上がる(12月4日)

無重力状態の宇宙では、地上の10 倍の速さで老化が進むそうです。耳石という器官が重力を感知できず、脳が筋肉に指令を出せなくなるからです。同じ理屈で、地球上でもずっと座って動かないでいると、運動能力は衰え、老化が進みます。

解決方法は簡単。立ち上がることです。30 分毎に1 度立って耳石に重力を感知させるのが一番効率的なのだそうです。立ち上がること。これがあなたの人生を決めます。

聖書の中の人物で、集めたお金を勘定するために座っていたのが取税人マタイでした。イエス様はそのマタイに「わたしに従ってきなさい」(マタイ9:9)と呼びかけられました。

この献身の招きに対して2つの反応があります。

①座りっぱなし。自分の人生は自分のもの。誰にも明け渡さず、自分の価値観を守りぬきます。

②立ち上がる。人生を神に明け渡し、「神の御心のために使っていただく」という新しい人生を送る決断です。マタイは、イエス様に従う選択をし、立ち上がりました。

「すると彼は立ちあがって、イエスに従った」(マタイ9:9)

神の祝福を受ける一番の秘訣は従うことです。今日、どこかで一度立ち上がる。その決心と行動が、あなたの心も体も、そして将来をも変えていきます。 (M)

助けは主から来る(12月11日)

自然を満喫でき、健康維持にも役立つと、今、登山が人気です。聖書にも「山」に関した記事が多くあり、神様の偉大さや御心を私たちに教えます。

詩篇121篇は、標高800mの小高い丘の上に建つエルサレムの神殿に向かう巡礼者たちが、神をたたえながら歩いている様子を記しています。

「わたしは山に向かって目をあげる。わが助けは、どこから来るであろうか。わが助けは、天と地を造られた主から来る」(詩篇121:1~2)

人々はこの詩を歌いながら、創造主の偉大さと共に、私たちのすべての悩みと必要を知り、それに必ず応えてくださる方であることを覚えていました。

あるご家族のお父様が、長い闘病の末に亡くなられました。お子さんたちは、家をリフォームし、お母様が友人や家族を訪ねる旅を計画し、お母様を慰めようとしました。ところが、お母様も、突然、眠るように召されたのです。予期せぬことで、家族は深い悲しみに包まれました。そのような悩みの中、ご家族が心合わせて慰めを求め祈った時、「わが助けは、天と地を造られた主から来る」ことを確信し、心の痛みと苦しみを、神を信じる信仰によって乗り越えることができたそうです。

今週も、すべての悩みに応えてくださる神と共に歩みましょう。(A)

上の泉と下の泉(12月18日)

旧約聖書で、これから結婚しようとする娘に贈り物を与えようとした父がいます。カレブです。望むものは何でももらえる中で、娘アクサが求めたのは泉でした。

アクサは南部の乾燥したネゲブの地に住むことになります。どんなに乾いた不毛の地であろうと、そこにこんこんと湧き出でる泉があるなら何も恐れる必要はありません。彼女は厳しい環境に行くことを厭わず、むしろそこで生きるために積極的に必要なものを求めました。すると、父カレブは、「彼女に上の泉と下の泉とを与えた」(ヨシュア記 15:19)とあります。彼は娘に泉を2つ与えたのです。

人生には2つの泉が必要のようです。光り輝く昼の時だけではないからです。先の見えない夜の時代も人生にはあります。一つの泉が枯れても、もう一つの泉で生きられるよう、神は私たちが望む以上の恵みをもって備えていて下さいます。

あなたの望みが絶ち切られ、命の泉がなくなったように思えても、それで人生は終わりではないことを覚えましょう。愛する娘アクサに上の泉と下の泉とを与えた父カレブ以上に、神は私たちにも「上の泉と下の泉」を豊かに与えて人生の荒野に遣わしておられるからです。

今週も神が与えてくださった泉から命の水をくみ出して歩みましょう。 (M)

神の答えが来る時(12月25日)

クリスマスおめでとうございます。私たちが救い主イエス・キリストのご降誕をお祝いできるのは、2000年前のヨセフとマリヤの決断によってであることを覚えます。

婚約中のマリヤの口から「聖霊によって身重になった」(マタイ1:18)と告げられた時、ヨセフは彼女を愛する思いと、裏切られたかも知れないという不安で混乱していたことでしょう。

模範解答はすでに聖書にあります。預言者ホセアが不貞の妻を愛し、我が子でない子を受け入れ愛したように、ヨセフが自己犠牲の生涯を送ることです。

しかし彼はその選択ができませんでした。絞り出した答は、「ひそかに離縁しようと決心した」(マタイ1:19)です。これならマリヤは姦淫の罪で死罪にならず、心に痛みはあっても二人は離れられます。

たとえ不完全であっても、最善と思える答を出した後、神様の答が示されます。ヨセフは、夢に現れた主の使いの言葉は神からのメッセージと確信し、マリヤを妻として迎える決断に迷いはなくなりました。その後彼は、一生涯、自分の子ではないイエス様を我が子として育て、救い主の成長を支える役割を果たしたのです。

神様からの問いかけにあなたも応答しましょう。そこから「神われらと共にいます」(マタイ1:23)という人生が明らかにされていきます。

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